部署紹介

第2病棟

第2病棟は、主に心臓血管外科、循環器内科、呼吸器外科の患者さまが入院されている病棟です。また、ICUを併設しており、術後や急性期で集中的なケアが必要とされる症例も受け入れています。ICUが併設されている病棟のため、重症な状況から軽快されるまでの期間、同フロアのスタッフがケアを行うため、統一されたケアが提供できることを強みとしています。手術前後やその他、急性期症状で救急搬送されてくる患者さまやご家族への関りも大切にし、患者さまやご家族の不安が軽減され、1日でも早く軽快して退院できるように日々ケアを行っています。術後や救急搬送直後から医師、理学療法士、ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士などの多職種と協働し、患者さまが退院後も安心して生活ができるようにチーム医療にも力を入れています。また、外来部門とも連携し、継続したケアが提供できるように、全スタッフで努めています。

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第3病棟

整形外科、形成外科、泌尿器科の混合病棟です。整形外科では急性期疾患の患者様を対象とし、主に外傷、変性疾患、周術期、リハビリ期の看護を行っています。保存、手術治療ともに退院後の生活を不安なく過ごせるよう医師、理学療法士、ソーシャルワーカーと連携しケアを行っています。形成外科では2023年4月より、札幌医科大学付属病院の四ツ柳教授による小耳症手術の受け入れを行っており、昨年度の年間手術は60件を超えました。小耳症は学童期の患者さんが多く、親元を離れて一人で入院する事で不安な思いを抱えている事が多く、安心して入院生活を送れるようスタッフ総出でサポートしています。泌尿器科では、尿路結石症、前立腺肥大症、尿路悪性疾患等の周手術期の看護を中心に様々な疾患を学ぶことができます。新卒看護師にもわかりやすく時間をかけて丁寧に指導を行っており、忙しい時でもスタッフ同士協力しながら楽しく働くことができます。

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第4病棟

第4病棟は、消化器外科、消化器内科、呼吸器外科、呼吸器内科の混合病棟です。消化器外科では、胃や大腸の腹腔鏡下の手術、消化器内科では胃や大腸の内視鏡検査を行っており、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の患者様の治療も行っております。呼吸器内科では、抗癌剤治療や気管支鏡の検査、呼吸器外科は気胸センターを開設しており、胸腔鏡下での手術を数多く行っています。

1つの病棟に外科・内科が併設している為、検査から告知、手術・処置、その後の治療までの一連を当病棟で行ないます。病気やこれからの治療に対する不安があるなか、同一フロアのスタッフが継続的な看護を提供できるのが当病棟の強みと考えています。

また入院時から医師・薬剤師、理学療法士、栄養士、ソーシャルワーカー等の多職種と連携し退院支援も積極的に進めています。患者さまが出来るだけ住み慣れた生活の場に戻れるよう、患者様・ご家族の思いに寄り添いコミュニケーションを大事にしている病棟です。

多様な疾患があり、処置等も多い病棟ですがお互いに声をかけ合いながら協力しチームワークの良い病棟です。新卒看護師や既卒看護師へのフォローも個人の状況に応じ臨機応変に対応しています。

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第5病棟

第5病棟は循環器内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科が主な診療科となりますが、その他の診療科でも短期入院の検査や治療を受け入れている他、ご自宅や施設への退院を目指す地域包括ケア病床がある病棟です。狭心症、心不全、腎不全、糖尿病の方が多く、カテーテル検査やシャント作成、腹膜透析も行っています。

スムーズな退院支援をめざし、入院時から入院前の生活状況や背景を情報収集し、患者さまが生活の場に一日でも早く戻れるようケアを提供しています。また、他職種協働にも力を入れて取り組んでいます。カンファレンス等で情報共有を密に行い、退院に向けて患者さまやそのご家族の不安が軽減され、望んだ生活環境に戻れるよう協力して退院支援を行っています。

様々なキャリアのスタッフがいますが、どんな時でもスタッフ同士が声をかけ合い、協力しながら看護を行っています。チームワークも良く、楽しく働ける職場です。

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透析室

当透析室には、担当医師3名・看護師9名・臨床工学士11名・看護助手2名が在籍しております。ベッド数は24床で個室ベッドも配置し感染症や術後の患者さまなど、病状に合わせた透析に対応しております。月水金は2部制、火木土は1部制になっております。また当院の特長である循環器内科外科・消化器・整形外科など複数の疾患・治療の患者さまの入院透析にも対応しています。そのため、私達看護師も専門的な知識・技術を習得できるように努め、日々患者さんが安心して退院できるようサポートさせていただいております。外来透析においては、患者さんの生活スタイルに合わせて食事や生活していく上で必要なことを一緒に考え患者さんが自分らしく元気に暮らせるように関わっております。慢性腎不全における透析療法は長く付き合っていく治療ですので、患者さんとそのご家族のお声を大切にし、私たち看護師は心と心が繋がる看護を目指しております。

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手術室

当手術室は心臓血管外科・呼吸器外科・消化器外科・整形外科・形成外科・泌尿器科の手術を行っています。緊急性の高い手術にも、年中無休・オンコール体制で対応しています。ハイブリッド手術室を含む3部屋と血管造影室の計4部屋があり、2023年度の手術件数は1,678件、検査を含めると総件数は年間2,050件程になります。

近年、患者さんに優しい低侵襲手術である胸腔鏡下手術や、腹腔鏡下手術・関節鏡下手術などの鏡視下手術が増加しており、「患者さんに安全で質の高い手術環境を提供する」ことを目標とし、安全に手術を受けていただける体制と、患者さんが安心できる手術看護を目指しています。

スタッフは、手術看護歴4年目から20年超えのベテランまで幅広い構成となっており、手術を受けられる患者・ご家族に寄り添い、不安や緊張を少しでも軽減できるように努めています。またチーム医療にも力を入れ、医師・看護師・臨床工学技士・放射線技師と連携し、質の高い医療を提供できるよう専門的な知識・技術の習得に日々励んでおります。

職場の雰囲気は、スタッフ同士が頻繁に声を掛け合い、明るく笑顔であふれています。仕事もプライベートも充実させることができる、チームワーク抜群の職場です。

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外来

当院の外来には、1日に約160~250名の患者さまが受診されています。

外来での業務は、診察介助をはじめ、採血等の検体検査採取、注射・補液などの治療、救急患者対応、外来手術、化学療法、各種検診・検査などがあります。

外来では、患者さまが安心して検査や診察、治療が受けられるよう、また在宅療養ができるように、医師や各部門と連携を取り看護を行っています。外来看護には各診療科に合わせた専門的な知識や技術、救急対応に対する迅速な判断力や、患者さまに対して寄り添う力など、総合的な役割が求められます。そのため必要な情報を収集、アセスメントし、患者さまのニーズを把握した上で、患者さまに合わせた看護が提供できるように、全スタッフが日々奮闘しています。また内視鏡検査(消化器、呼吸器、泌尿器)は、専門の看護師が医師、臨床工学技師と他職種間でコミュニケーションをとりながら協力して、安全に検査が行われるように努めています。

外来スタッフの経験年数や経歴などは様々で、お互いに声を掛け合って、笑顔で協力し合うことを大切にしながら、地域の皆さまに頼りにされる外来を目指しています。

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