看護部について
看護部長ごあいさつ
全国初の民間救急病院として誕生した札幌中央病院は、およそ半世紀にわたり急性期病院として地域の皆様の生命と健康を守り続けて参りました。超高齢社会となった今では、急性期医療の中に介護を含めた高齢世帯への対応も含まれるようになり、病院が向き合うべき課題も複雑多様化しております。
こうした中、札幌中央病院の看護部は、看護師・准看護師と看護補助者からなる総勢200名のスタッフの力で、この急性期医療を支え、患者様とそのご家族に安全で満足できる看護の提供に日々努力しております。
私どもが提供している患者様の療養環境は、治療の場であると同時に、200余名の看護職員にとっての仕事場でもあります。それぞれの場において、看護職ひとりひとりが持てる能力を最大限に発揮できるよう環境を整え、働きやすい職場で創られる患者様との一つ一つの場面がそれぞれに価値あるものとなることを常に願っております。
病院理念に掲げる「信頼され選ばれる病院を目指す」ことと「職員が満足できる職場づくり」を行い、安全で質の高い看護を提供できるように努めて行きたいと思っております。
札幌中央病院 看護部長 高田 麻依子
病院理念
患者さまから信頼され選ばれる病院を目指すと共に、医療サービスの向上に努め、職員が満足できる職場作りを行う。
看護部の理念
- 私たちは、常に患者さまとそのご家族の立場を尊重します。
- 私たちは、患者さまの自立を支援することにより、「生活の質」の維持と向上をめざすよう努力します。
看護部の方針
- 病院医療チームの一員として信頼される看護師・看護部をめざす。
- 対象とされる方が安心して医療サービスが受けられるよう専門的知識・技術の向上をめざす。
- 専門職業人として自己啓発に努める。
当院看護師として期待すること
- 一般急性期病院、地域密着病院として地域の皆さまと健康の保持・増進とともに疾病の予防に努め、当院標榜の疾患に対し、安全で質の高い看護を提供するために、細心の注意と最大の努力で知識・技術の習得に励むこと。
- 特に専門職として、標榜科全般の知識・技術の獲得と一定の水準を維持し、年次に相当する妥当なレベルに達成するよう自己研鑽すること。
- 患者さまとそのご家族さまに対しては、その人格・人権を尊重し親切・丁寧で善意を持った看護師・看護助手に成長すること。
- 医療チームの一員として部門内外での情報共有を意識し、協調性をもとに統一したケアの提供をすること。
- 患者さまが望む生活スタイルを表出できるように関わり、意志決定することを支援していくこと。
看護部詳細
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札幌中央病院ナースの1日例(日勤の場合)
8:30 | 出勤、情報収集、申し送り |
9:00 | 環境整備、点滴準備、保清 |
10:00 | 検温、点滴投与、処置、検査、手術搬送など |
12:00 | 記録、リーダーへ報告、配膳、食事介助 |
休憩 | |
14:00 | 検温、処置、入退院対応、カンファレンス、検査、リハビリ搬送など 清潔ケア(清拭・足浴・シャンプー・入浴介助など) |
16:00 | リーダーへ報告、記録、申し送り |
17:30 | 退勤 |